大原孝治がドンキホーテのボトムアップを狙っている

大原孝治がドンキホーテのボトムアップを狙っている

ドンキホーテと聞くと激安の殿堂や驚安の殿堂というキャッチフレーズを想像する人も多いでしょう。そこまで消費者に浸透させたのは、紛れもない大原孝治さんの戦略によるものです。取締役社長である彼の戦略はボトムアップ型になります。ほとんどの企業がトップダウン型になっているのが日本の実情です。上からの支持は絶対で、下にはそれほどの権力はありません。しかし何か問題が起きると、下が責任をとらせることも多いのがトップダウンで、上の幹部の存在意義を感じさせないようになっています。そこを打開したのも大原孝治さんであり、ドンキホーテの成長があります。この企業は常にボトムアップを狙っています。下からの意見を大切にしているのが企業理念となっています。実際ドンキホーテも本社やエリアマネージャーにはそれほどの権限はなく、店舗の責任は店長とその周辺のリーダーたちに任せられているのが実態です。だからこそ真面目に地域に根付いた営業をしていますし、個性ある企画でお客さんを取り込んでいます。

実際大原孝治もドンキホーテの店員であり、店長でした。そこから社長まで上り詰めてきたボトムアップ型の社長でもあります。だからこそ現場の実態がよくわかりますし、本社が介入するよりもその店舗で働いている店員にこそ、実権を委ねるようになりました。このようなボトムアップ型の経営はそれほど日本に浸透していません。今でも企業買収や実績を上げていることから、今後未来の日本が成長する鍵がここにあるのかもしれません。